menu

PAGE TO TOP

武田クリニックメールマガジン 第105号

2007.12.28

守田医師より

年末年始は様々なイベントがあり、お酒や御馳走をいただく機会が増える上、寒くなり体を動かすのが億劫になりやすい季節です。カロリーオーバーとなりやすく、要注意ですね。

今回は、高脂血症の中でも特に、中性脂肪(トリグリセライド)が高い場合の食事療法について致します。現在、糖尿病・高血圧・高コレステロール血症と同様に高中性脂肪血症は、冠動脈疾患の危険因子として重要なものとされています。また、高中性脂肪血症では、いわゆるメタボリックシンドロームを呈することが多いです。

中性脂肪の値を低下させるには、食事療法が非常に重要です。「脂肪」という単語がついているので、コレステロールと同様に、脂っぽいものを控えればよいと勘違いされている方を時々見受けます。

しかし、中性脂肪値を低下させるには、「糖質の制限」が必要です。具体的には、アルコール・甘いお菓子・炭水化物(ご飯、パン、麺、芋類 など)・果物の制限が大切です。思うように値の改善が難しい方は、ぜひ栄養指導をお受けになられることをお勧めいたします。具体的にどうすればよいか栄養士が個々に応じてお話いたします。


あざみ野坂の上クリニック 武田クリニックfacebookページ

Copyright (C) Takeda Clinic . All Rights Reserved.