武田クリニックメールマガジン 第162号
2010.05.15
木島医師より
このところ暖かくなったり冷たい雨が降ったりと気温の差が大きいですね。
この4月から、水曜日の午後の診療をお手伝いさせて頂くことになりました
木島千景(きじま ちかげ)と申します。 どうぞよろしくお願いします。
専門は、神経内科といって脳卒中やパーキンソン病認知症などを主に扱う分野です。
脳梗塞は、脳の血管が動脈硬化などで狭くなったり
心臓などの脳以外の場所にできた血栓が脳の動脈に飛んでいったりして
脳の細胞が虚血に陥り、麻痺などの後遺症を残す病気です。
その脳梗塞の前駆症状で一過性脳虚血発作(TIA)というものがあります。
例えば手や足に力が入らない、しびれる、言葉が出てこない目が見えにくいなどの症状が突然に起こり
その後短い場合は5~15分間ほどの間に長くても1日以内には症状が完全に消えてしまうものです。
症状が自然と消えてしまうので見逃されやすいですが
TIAを起こした人の20%が1ヶ月以内に50%の人は1年以内に脳梗塞を起こすと言われています。
TIAやごく小さな脳梗塞が起こった後、1日以内に治療が行われた場合・・
20日後に治療が行われた場合とを比べると
大きな脳梗塞が起こる確率は80%も低くなるといわれています。
ちょっとの間で良くなったからといって安心せず思い当たる症状がでたら24時間以内に、
できればCTやMRI検査が可能な医療機関を受診するようにしましょう。
看護師 古澤より
こんにちは。5月になってずいぶんと温かくなりましたね。
皆さんはどんなゴールデンウイークをお過ごしになりましたか?
私は主人の実家のある山形県に4泊5日で帰省していました。
神奈川県ではすでに散っていた桜が山形県では満開で、今年は2度桜を楽しむことができました。
また、主人の母の愛情いっぱいの手料理をごちそうになってきました。
自宅に帰ってから体重計にのると、案の定体重が1.5キロちかく増えていました。
夏までには体重を元にもどしたいと思っている今日この頃です。