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武田クリニックメールマガジン 第1号(創刊号)

2003.06.30

院長より

めんくいは太る、とよく言われます。 めんは面でなく麺ですが。糖尿病の患者さんで私はご飯をたべないのにどうして太るのかと質問されます。

話を聞くと朝うどん、昼ラーメン、夕食にそばの方がいました。食品交換表の表1を見ていただければ解りますが、茹で上がったそば一玉(240g)は4単位になります。これはご飯の量にして小さいお茶碗2膳(200g)に相当します。ラーメンは茹で上がり一玉(200g)は5単位、ご飯に換算すると小さいお茶碗2膳半(250g)になります。

欧米の糖尿病の患者さんは、基本的に主食は粉からでなく粒から採るように指導されます。粉の主食パン、パスタ、ヌードルを控え、オートミール、シリアル、コーンフレーク、ライスなど粒の主食にするようにと。これは粉からの主食は食物繊維が少なく腹持ちもわるく、すぐお腹が減ってしまい、間食してしまうためです。

日本人にはお米という立派な食物繊維も含まれる粒の主食があるんです。できれば三食ともご飯がいいですね。パンが好きな方はライ麦パンや全粒粉パンなどの食物繊維の多いパンを選ぶのもいいでしょう。その時は食パンと同じ一単位30gで計算して下さい。

スタッフより (管理栄養士・大久保)

冷たい飲み物がおいしい季節になりました。水分は十分にとるようにしなくてはなりませんが、飲み物のカロリーは意外に高いので気をつけましょう。 お茶類は0キロカロリーですが、缶コーヒー(250ml)で約100キロカロリー、缶紅茶(340ml)で約60キロカロリー(ミルクティーは約100キロカロリー)スポーツ飲料はペットボトル(500ml)で100~135キロカロリーのエネルギーがあるので注意してください。


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