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武田クリニックメールマガジン 第538号

2023.12.15

【1】臨床検査技師 川田より

早いもので、今年も残りわずかとなりましたね。
今年は皆様の生活にどのくらい「笑い」がありましたか?
近年、笑いと健康との関係が科学的に証明されてきています。
笑うと身体に悪影響を及ぼす物質を攻撃してくれているNK細胞が活性化します。
その結果、免疫力が高まり、様々な病気の予防や改善に繋がるようです。
他にも笑いには、脳の働きの活性化、血行促進、自律神経の調整などの効果もあります。
笑顔になれない気分の時でも、大切なのは「笑う」という動作をすることです。
口角を上げて作り笑いをするだけでも、脳の錯覚により笑顔と同等の効果があるようです。
「笑い」のパワーで免疫力を高め、健やかに過ごしていきたいですね。

【2】事務 中村より

気付けばカレンダーも最後の一枚。今年も残すところ半月となりました。
陰暦で12月は師走、季節感がわかる和風月名です。他にも晩冬(ばんとう)や春待月(はるまちづき)、
三冬月(みふゆづき)、歳極月(としはすづき)等々、四季のある日本ならではの素敵な呼び名ですね。
さて陰暦でも陽暦でも、一年の最後の日は「大晦日」。
大晦日といえば年越しそばですが、こちらもまた日本独自の文化。
その歴史は鎌倉時代にまで遡ります。
福岡県の博多にある承天寺が、年を越せない程貧しい人々に、そば粉で作ったそば餅を振舞った事が始まりとか。
そこからそば餅を食べれば運気が上がると巷で評判になり、
江戸時代中期には大晦日に食べる年越しそばとして広く定着したという説が有力なのだそうです。
細く長く伸びる蕎麦に、寿命や家運をのばすという願いを込めたり、
切れやすい蕎麦に、一年の苦労や災厄をさっぱり断ち切って新年を迎えようという、
願掛けや験担ぎの意味もあるようです。
毎年何気なく食べていた年越しそばですが、今年はささやかな幸せを願いながらいただこうと思います。


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