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武田クリニックメールマガジン 第122号

2008.09.13

守田医師より

今年の夏は猛暑に続き、記録的短時間集中豪雨が各地で記録されるような天気予報があてにならない日々が続きました。受診できない状況が発生する可能性も考え、内服薬やインスリンは1週間分ほど多めにもっておくと安心です。

さて、今月は「眼科受診」について再確認をしてみましょう。糖尿病、高血圧症では合併症の一つとして網膜症があります。網膜症は眼球の底にある血管を診ることで診断します。当クリニックでも定期的に眼底写真を撮影してチェックしていますが、眼科医師に受診すると直接、眼底鏡という特殊な器具を用いて眼底の状態を診察したり、必要に応じて眼底を調べる特殊な検査を行ったりすることでより精密に診断を行います。

もし、眼底に異常所見がみられたとしても早期であれば、重度視力低下や失明を未然に防ぐことができます。大切な視力を守るためにも定期的な眼科受診をお願いいたします。眼科受診の頻度は眼底の状態や血糖コントロールの状態によりますが、通常は3~6か月毎になることが多いようです。

受診を忘れないためにも、眼科にて糖尿病眼科受診手帳をもらい受診状況を記入していただくか、当クリニックの自己管理手帳の裏表紙に眼科受診の記録の欄がありますので眼科受診の際に眼科の先生に記入していただいてください。眼科手帳、自己管理手帳は当クリニック受診の際にお持ちください。当方にても眼科受診状況について確認させていただきます。

看護師 武田より

朝晩が涼しくなってきましたね。こんな時は、体調を崩しやすくなります。
風邪などを引かないように、日頃から適度な運動をするなど、体をきたえておきましょう。

糖尿病の患者さんが、風邪や胃炎、下痢などで体調を崩したり食事が取れないときに、自分の判断でインスリン注射や、薬の内服をやめてしまう人がいますが、風邪やその他の病気の時は、その病気がストレスになり、血糖値が上がってしまいます。

また、食事が取れないことや、発熱、下痢などが続くと、脱水になって血液が濃縮され、これも血糖値をあげることになってしまいます。体調が悪く食欲がないからといって、インスリン注射や内服を勝手に止めてしまわないで、血糖測定器を持っている方は、血糖を測ってみてください。また、早めに医療機関に受診をするようにしてください。


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